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2006.05/01(Mon)

自由の為に戦ったマローの自由を奪ったのは大衆だった●グットナイト&グットラック

今は亡きエド・マローは、現在の世界情勢に何を想うか。
・・・Good Night, and Good Luck.
GoodNightAndGoodLuck.jpg


主演のエド・マローに、『ザ・ファーム/法律事務所』、『激流』、『L.A.コンフィデンシャル』の、
デヴィット・ストラザーン。

監督、共同脚本と、エド・マローと共に戦うディレクター、
フレッド・フレンドリー役を演じたジョージ・クルーニー。

【More・・・】

全編モノクロ映像が作り出す光と影が、エド・マローの苦悩と誇りを、美しく映し出している。
インディペンデント映画として、色々な賞を取ったのも分かります。

劇中、エド・マローが、卑怯な振る舞いに対して「イエローが」と言い、
フレンドリーが「レッドより良い」と返します。
訳は「卑怯者」となっていますが、意味合いとしては、
「真珠湾を攻撃した卑怯者の日本人(イエロー)と同じ」という、
皮肉を含んだ言い回しだったんだろうと思います。

今の時代に、過敏に反応する日本人はいるのかな。
若い世代は、冷静な反応をする人が多いような気がします。

赤狩りに関しては、過去に『アメリカ以外の人が、カタルシスを得る事は難しい●マジェスティック』
で、記事にしたので、今回改めて書く事は無いですが、人間の尊厳と、
自由を守る為に戦ったエド・マローが、マッカーシー議員に勝ったにも係わらず、
友人の自殺を止める事が出来ず、大衆が望む、娯楽クイズ番組を求める声に、
自分の番組がゴールデンタイムから移動させられる事を余儀なくされてしまった事に対して、
もの凄く皮肉な結果だと思いました。

娯楽の波に、報道は押されてしまったけれども、エド・マローと戦ったドン・ヒューイットが、
その後、硬派の報道番組、『60ミニッツ』を作ったという事は、
娯楽に流されないエド・マローの報道理念が、
ドン・ヒューイットに伝わっていたという事なんだと思います。

そう思うと、『“身体”は朽ちても、“理念”は不死●Vフォー・ヴァンデッタ』と同じ匂いを感じます。
報道精神であるジャーナリズムとは何か、人間として大切な物は何かという事を、
深く考えさせられる映画でした。

1時間33分の、娯楽性の極めて薄い作品ですが、映画に興味を持った方には、
見る事をオススメします。



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