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2012.06/21(Thu)

凡作の責任は誰が切腹?●一命

守るものは、あるか ―――   (公式キャッチコピー)


一命

戦国の世は終わり、平和が訪れたかのようにみえた江戸時代初頭、徳川の治世。
その下では大名の御家取り潰しが相次ぎ、
仕事も家もなくし生活に困った浪人たちの間で
“狂言切腹”が流行していた。

それは裕福な大名屋敷に押し掛け、庭先で切腹させてほしいと願い出ると、
面倒を避けたい屋敷側から職や金銭がもらえるという都合のいいゆすりだった。

そんなある日、名門・井伊家の門前に一人の侍が、切腹を願い出た。
名は津雲半四郎(市川海老蔵)。家老・斎藤勘解由(役所広司)は、
数ヶ月前にも同じように訪ねてきた若浪人・千々岩求女(瑛太)の、
狂言切腹の顛末を語り始める。

武士の命である刀を売り、竹光に変え、
恥も外聞もなく切腹を願い出た若浪人の無様な最期を……。
そして半四郎は、驚くべき真実を語り出すのだった……。

出演 市川海老蔵
   瑛太
   満島ひかり
   役所広司

監督 三池崇史
脚本 山岸きくみ
原作 滝口康彦

【More・・・】

もったいない出来だなぁ・・・。というのが最初の印象。

◆以下の文章には、『一命』のネタバレが含まれます。

映像や役者の演技など、高評価な箇所が見えるだけに、非常に残念。
オリジナル版の変えて良い所と、端折ってはいけない部分を、
分かっていない脚本家を起用した事が一番の問題。

一命』では生活に困窮した求女が、狂言切腹を思い出したかのように行いますが、
『切腹』では狂言切腹というものがあっても、
日々を暮せばいずれ日の目は見えるという考えの求女だったのに、
侍である事によって逆に働き口もなく、
生きていく事に道を見出せなくて選んだ手段という
“心情”をしっかり描いています。

ラストの竹光で挑む大立ち回りも、脚本家が思いついた自分のアイデアによって、
オリジナルの良さを潰しています。

オリジナル版は、大立ち回りで多数の死傷者が出たにもかかわらず、
“武士の面目”にこだわって、
斎藤勘解由が病死としてしまう所でもテーマを描いていましたが、
綺麗にしたい為に鎧を修復という弱いラストに。

ラストの3人の切腹シーンなんて要らん。
切腹は求女のシーンだけで十分。
オリジナルは“武士の面目”にこだわって、
切腹させたというナレーションで処理していたと思う。

歌舞伎チックな言い回しが気になったけど、映像と役者の演技は合格点。
女性の脚本家は、オリジナルの良さが分からないのかな?

オリジナル版『切腹』を知らない人には及第点だけど、
知っている人には凡作、あるいは改悪と感じる出来でした。

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テーマ : 邦画 - ジャンル : 映画

タグ : 一命 市川海老蔵 瑛太 満島ひかり 役所広司 三池崇史 時代劇

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●設定が・・・

大名屋敷内に大刀を持って入る設定だけでもう駄作
すがり | 2012.12.20(木) 01:33 | URL | コメント編集

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『一命』

□作品オフィシャルサイト 「一命」□監督 三池崇史 □脚本 山岸きくみ □原作 滝口康彦(異聞浪人記)□キャスト 市川海老蔵、瑛太、満島ひかり、役所広司、竹中直人、   
2012/09/02(日) 08:44:59 | 京の昼寝〜♪
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