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2010.07/14(Wed)

自己満足の贖罪●7つの贈り物

あなたなら、受け取れますか?   (公式キャッチコピー)

SevenPounds02.jpg
『Seven Pounds』

7つの贈り物 - goo 映画

男の名前はベン・トーマス。
ベンは7人の名前が載ったリストを持っている。
彼らは互いに何の関係もない他人同士。

ベンは彼らに近づき、彼らの人生を調べ始める。
そして、ある条件に一致すれば、彼らの運命を永遠に変える贈り物を渡そうとしている。

ベン・トーマスとは何者なのか?
彼の目的は何なのか?
そして、贈り物の中身とは…?

監督
ガブリエレ・ムッチーノ

出演
ウィル・スミス
ロザリオ・ドーソン
ウディ・ハレルソン
バリー・ペッパー
マイケル・イーリー

【More・・・】

思ったほど悪くなかったけど、ただ、チョットなぁ・・・。
というのが最初の感想。

◆以下の文章には、『7つの贈り物』のネタバレが含まれます。

ざっくり話すと、ベンが恋人とドライブ中に、車同士の事故を起こし、
7秒で恋人を含める7人の命を奪い、自らの財産や命を投げ出し、
角膜や臓器や財産を7人に提供するという話なんですが・・・。

・・・う~ん。

描かれていないものの、ベンが起こした事故で亡くなった遺族に対する保障は、
贈り物をする過程から推測すると、十分に行われていたのでしょう。

でも、なぜ起こした事故の遺族とは、まったく関係のない人達への贈り物?
自傷行為の延長線にある、無関係の人に対する贈り物は、
ただの自分本位で、自己満足になってしまいます。

無関係の人の命を奪ったから、無関係の人を助けるなんていうのは、
自分の中だけで成立する論理で、最初の事故の被害者には納得できないでしょう。

そして、こういう自分本位さは、最初の事故を起こした飲酒運転と同類なんですよね。
自分本位に酒を飲んで事故を起こし、自分本位に身分を詐称する犯罪を犯して7人選び、
「さぁ、これ以上の贖罪はないからイイでしょ!」と言われても、
私が最初の事故で亡くなった人の遺族だとすれば、厳しい言い方になりますが、

「それは誰が望んだ事ですか?あなたの自己満足じゃないんですか?
あなたの謝罪や贖罪って、そんなに短絡的なモノなの?
生きて罪の意識に苛まれるより、自殺して楽になりたいだけじゃないんですか?」と思います。

確かに、自らの命を絶って何かをするというのは、簡単に出来る行為ではありません。
命を絶つ事で、気持ちが揺さぶられる作品も多いです。

でも、ベンの行動に対しては、
周りの意見を聞かない自分本位な自傷行為の色が濃い為に、
「もうちょっと周りを見てみたら?
あなたと一緒に歩もうと思った女性を残して自らの命を絶つ事は、
最初の事故で愛する人を亡くし悲しんだ人を、
今度は自分の命を絶つ事で、また作ってしまう事になるんだよ」と、
アドバイスしたくなります。

生きていたいだろうというのは、ベンの見方であって、
彼女は残された時間を、ベンと一緒に有意義に過ごす事の方が、
もしかしたら、意味もなく長生きする事よりも、ありがたいかも知れないですからね。

・・・まぁ、このラストにするなら、せめて最初の事故の遺族たちに、
「どれだけ謝罪してもあなたは生きてる!」と言わせた上で、
ベンに贖罪とは何かという事を見つめる作品にするしかないかな。

・・・まったく構成が変わって、最後の種明かしの驚きは無くなってしまうけどw

もう少し、描き方を工夫すれば、
万人が受け入れる事のできる映画になったかな?という作品でした。
気が向いた人はどうぞ。
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テーマ : 心に残る映画 - ジャンル : 映画

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『7つの贈り物』

□作品オフィシャルサイト 「7つの贈り物」□監督 ガブリエレ・ムッチーノ □脚本 グラント・ニーポート □キャスト ウィル・スミス、ロザリオ・ドーソン、ウディ・ハレルソン、バリー・ペッパー、マイケル・イーリー■鑑賞日 2月21日(土)■劇場 チネチッタ■...
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