09月≪ 2017年10月 ≫11月

12345678910111213141516171819202122232425262728293031
--.--/--(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑
2009.10/27(Tue)

“自分様”には、世界を救えない●サマーウォーズ

「つながり」こそが、ボクらの武器。   (公式キャッチコピー)


『サマーウォーズ』

サマーウォーズ - goo 映画

小磯健二は少し内気で人付き合いが苦手な17歳。
数学オリンピック日本代表の座をあと一歩で逃したことをいつまでも悔やんでいる理系オタクだ。

健二はある日、憧れの夏希先輩からバイトを持ちかけられ、
一緒に彼女の故郷まで旅行することになる。
バイト内容は、「ご親戚」の前で彼女のフィアンセのフリをすること。

しかし、仮想空間“OZ”のパスワードを解いてしまったことから、
世界を揺るがすトラブルに巻き込まれてしまい…。

監督
細田守

脚本
奥寺佐渡子

主題歌
山下達郎

声の出演
神木隆之介
桜庭ななみ
谷村美月
富司純子
斎藤歩

【More・・・】

終わりそうな、『アマルフィ』にしようか、
チョット足を伸ばさなきゃ観られない、『サマーウォーズ』にしようか迷いましたが、
結果として鑑賞後、劇場を大満足で出る事ができた作品でした。

多分、『アマルフィ』はDVD化する際に、自分の携帯では見られなかった、
『アマルフィ・ビギンズ』も収録するだろうから、DVD待ち確定で正解かな。

◆以下の文章には、『サマーウォーズ』のネタバレを含みます。

第一次、第二次上田城の合戦で徳川を撃退したという事は、
真田幸村の父である、真田昌幸一族の合戦。

余談ですが、NHK『天地人』で、真田幸村を城田優、真田昌幸を岩松了が演じていましたが、
『真田太平記』の真田キャスティングに、演技力、雰囲気共に及ばなかったのが残念・・・。

岩松昌幸は、器の小さい小悪党にしか見えなかったし、
城田幸村の格好は良かったのですが、ファン以外にも伝わる野性味か、
カリスマ性のどちらか一つでも欲しかったかな・・・。
『真田太平記』では、真田昌幸を丹波哲郎が演じ、真田幸村を草刈正雄が演じました。

その流れで、真田幸村が激闘した、大阪夏の陣を思い出したら、
どうやら、『サマーウォーズ』というタイトルは、そこから取ったらしく納得です(笑)

物語は、憧れのナツキ先輩から、アルバイトがあると言われ、
田舎に帰省する所から始まります。
実は主人公ケンジに、90歳の誕生日を迎える曾祖母の前で、
ナツキの婚約者を演じて欲しいというバイト内容。

ケンジは断り切れないまま、輝かしい偽のプロフィールを教えられ、
大家族の繋がりに圧倒されている中、
一族の問題児である侘助が顔を見せます。

ケンジがナツキ先輩から教えられた、輝かしい偽のプロフィールは、
侘助のプロフィールである事が判明し、
ナツキの初恋の相手を知る事になりますが、
ナツキ先輩への想いを秘めているケンジには、
心が動く程の嫉妬や落胆はありません。

その後、現実の世界と密接にリンクしている、“オズ”と呼ばれるネット世界で、
高度なセキュリティを、意図しないでケンジが破ってしまった事により、
双方の世界が混乱を来たし、自分を証明する ID を奪われる事件が続発します。

ネット世界が発端となった、世界を混乱させている事件の原因となっているのが、
侘助が考えたプログラム。

侘助は自分のプログラムが高額で売却できる事になり、
自分が大金を手にする事に対して、おばあちゃんが喜んでくれると思っていたら、
「今、ここで死ね」と言われます。

おばあちゃんが幼い侘助に喜んでいたのは、侘助の成果ではなく、
侘助の努力なんだけど、幼い侘助には、大きな成果を得れば、
もっとおばあちゃんは喜んでくれると、勘違いしたまま成長してしまった訳です。

侘助に憧れている夏希先輩も、実は侘助の幼い姿で、
主人公の健二ともう一人が、自分に対して好意を持ってくれている事を知った上で、
恋人の偽装を持ちかけます。

また主人公も、自分が評価されたい為に、自分の世界に没頭した、幼き侘助とは逆の方向で、
自分が傷つきたくない為に、自分の世界に逃げています。

幼き自分様の夏希先輩と、引っ込み思案な自分様の主人公健二。
成長した自分様の侘助が、他人様を考えるおばあちゃんで変わっていく姿は、
素直に応援してしまいます。

細田監督と言うと、『時をかける少女』が有名ですが、

TimeReep02.jpg
『時をかける少女』

その前に監督した、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』が、

Dejimon01.jpg
『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』

『サマーウォーズ』と似ていると聞き、レンタルで借りて見てみました。

・・・なるほど。

確かにベースとなるものの多くは、
『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』で描かれています。
話の構成も似ていると思った時に思い出しました。

細田監督は、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』の後に、
『ハウルの動く城』に起用されて、途中で降板させられました。

HowlsMovingCastle01.jpg
『ハウルの動く城』

『サマーウォーズ』の話の構成は、
そのまま『ハウルの動く城』にスライドする事ができます。

あぁ、『サマーウォーズ』は、細田監督によるの『ハウルの動く城』のリベンジでもあったんだと、
妙に納得しましたw

宮崎駿監督が、ダメ出しをして降板した『ハウルの動く城』ですが、
『サマーウォーズ』の構成で、細田版、『ハウルの動く城』が出来ていた場合、
あくまで個人的な想像ですが、作品的には評価できても、
戦争に対する抗議の力は弱かった様な気がします。

ただ、個人的には好きでしたが、宮崎版も戦争に対する抗議力はあっても、
それを万人に伝える事が出来たかと言うと、細田版の方が、共感は得られた気も・・・。

まぁ、どこまでいっても空想の域を出ない、ただの余談ですがw

・・・・話を戻しますが、『サマーウォーズ』で個人的に良かったと思うのは、
おばあちゃんの死を描いた事です。

そろそろ、死なない=ハッピーエンドという、“自分様”の考え方から、
観客も成長しないといけないかもしれませんね。

死は誰にでも訪れ、それは必ずしも不幸ではないですからね。

関連記事

テーマ : 心に残る映画 - ジャンル : 映画

02:17  |  『 サ 』 映画  |  TB(3)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

コメントを投稿する

URL
コメント
パスワード  編集・削除するのに必要
非公開  管理者だけにコメントを表示
 

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

サマーウォーズ

アニメ「時をかける少女」で一躍有名になった細田守監督の最新作 「サマーウォーズ」 セカンドライフというものがあるらしい。自分はやっ...
2010/04/20(火) 22:21:59 | 単館系

『サマーウォーズ』'09・日

あらすじ憧れの先輩に、強引に頼み込まれた健二は賑やかな親戚の面々に気圧されながら、必死に「フィアンセ」の大役を果たそうと奮闘する。そしてその夜、彼の携帯に謎の数字が連な...
2010/04/20(火) 00:36:58 | 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...

サマーウォーズ

 『「つながり」 こそが、 ボクらの武器。』  コチラの「サマーウォーズ」は、「時をかける少女」の監督・細田守、キャラクターデザイン・貞本義行、脚本・奥寺佐渡子などが再結集した8/1公開のアニメ映画なのですが、観て来ちゃいましたぁ~♪  評判の良かった「
2009/10/27(火) 06:24:35 | ☆彡映画鑑賞日記☆彡
 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。