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2009.05/03(Sun)

研ぎ澄まされた個人主義●ジョーカー・ゲーム

死ぬな。殺すな。とらわれるな。
五感と頭脳を極限まで駆使した、
命を賭けた「ゲーム」に生き残れ。   (公式キャッチコピー)


『ジョーカー・ゲーム』

ジョーカー・ゲーム 柳 広司 角川公式HP

結城中佐の発案で陸軍内に設立されたスパイ養成学校“D機関”。

超難関試験を突破した一期生は、外国語、学問はもちろんのこと、
爆薬や無電の扱い方、変装術、女の口説き方など多様な訓練を受け、
長髪、背広姿で互いを偽名で呼び合った。

「スパイとは“見えない存在”であること」、「殺人及び自死は最悪の選択肢」、
これが、結城が訓練生に叩き込んだ戒律だった。

軍隊組織の信条を真っ向から否定する“D機関”の存在は、当然、猛反発を招いた。
だが、頭脳明晰、実行力でも群を抜く「魔王」ーー結城中佐は、
魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を上げ、陸軍内の敵をも出し抜いてゆく。

東京、横浜、上海、ロンドンで繰り広げられる最高にスタイリッシュなスパイ・ミステリー。

著:柳 広司

【More・・・】

表題の「ジョーカー・ゲーム」、「ロビンソン」、「幽霊 ゴースト」、
「魔都」、「XX ダブル・クロス」の五編から構成される作品です。

ナカナカ面白く最後まで読ませます。
中でも表題作の、「ジョーカー・ゲーム」の出来が、一番良かったかな。
結果、後の作品も違和感無く入り込める事が出来た感じ。

作品のラストを飾る、「XX ダブル・クロス」も、ラストの幕引きとして、
こういう話になるだろうという予想は立っていたんですが、
まさか変則的な密室物で来るとは思わなかった。
結城中佐の引退話は、しばらく先になりそうですね。

少し硬めの文体も、読み始めれば慣れますし、
スパイという世界観を表現する事に役立っていた様な気がします。

日本映画の、『スパイ・ゾルゲ』に興味がある人にはオススメです。


正義など片側の論理に過ぎない●告白

命を賭けたかくれんぼ●コール・オブ・デューティー4 モダン・ウォーフェア


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テーマ : 推理小説・ミステリー - ジャンル : 本・雑誌

02:17  |   |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

●こんにちは~♪

もうお読みになったんですね~。
短編集というのはあっという間に読めてしまうので、読み終わるのが勿体無かったです。
スパイのお仕事というのは映画の007みたいに華やかじゃないんだな~と(当たり前ですが)
バレなくて当たり前で、おおっぴらに賞賛されることもない職業ですから、それこそ「自分にしかできない」という自負がないととてもやっていけないな~と思いました。
ミチ | 2009.05.05(火) 17:43 | URL | コメント編集

●Re: ミチさん

> 短編集というのはあっという間に読めてしまうので、読み終わるのが勿体無かったです。

チョット独特の世界観の作品でしたが、ぐいぐい最後まで引き込まれました。
続刊もありそうで期待です。
Prism | 2009.05.06(水) 08:38 | URL | コメント編集

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