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2008.10/14(Tue)

自傷的な自笑●監督・ばんざい!

映画を愛する全人類に捧ぐ
ウルトラ・バラエティ・ムービー  ――― (公式キャッチコピー)


『監督・ばんざい!』

監督・ばんざい! - goo 映画

「暴力映画は撮らない」と宣言してしまった映画監督、
キタノ・タケシは次に撮る映画について悩んでいた。

これまで12本撮ったが、ヒットしたのはたったの1本。
ヒット作を世に送り出そうと、
今まで作った事のないタイプの作品に片っ端からチャレンジしてみた。

小津安二郎風、昭和30年代、泣ける恋愛、ハリウッドのリメイクを期待したホラー…。

しかし、どの映画も完成前にことごとく失敗。開き直った監督の頭に、閃いたものは…。

監督・脚本・編集
北野武

出演
ビートたけし
江守徹
岸本加世子
鈴木杏
吉行和子

【More・・・】

機会があったら観ようと思っている、『アキレスと亀』の上映が、アッサリ終了しそうなので、
同じ様に機会があったら観ようと思っていて、アッサリ終了していた、
前作の、『監督・ばんざい!』を借りてみました。

「あぁ、こういう映画だったのね」というのが、最初の感想。

『アキレスと亀』は、あらすじを読んだだけで、まだ映画本編は観ていませんが、
内容的には『監督・ばんざい!』を、解り易くした作品の様です。

ですから、『アキレスと亀』と、『TAKESHIS'』と合わせて、3部作と考えているとしたら、
『TAKESHIS'』 → 『アキレスと亀』 → 『監督・ばんざい!』の順番で、
公開した方が良かったかも。

でも、正確に言うと、『TAKESHIS'』と、『監督・ばんざい!』が対になっていて、
『アキレスと亀』と、『監督・ばんざい!』が対になっていますが、
『TAKESHIS'』と、『アキレスと亀』は、対になっていると言うには少し遠い感じ。

やっぱり、『TAKESHIS'』 → 『監督・ばんざい!』 → 『アキレスと亀』が正しいのかなぁ。
でも難解な作品が2本続くと、日本の観客には、ソッポを向かれ易いんだけどなぁ・・・。

同じ時期に、『大日本人』を撮った松本人志に、タケシは「十年撮り続けろ」とコメントし、
火の無い所に煙を立てたがる芸能雑誌の中には、
「たけし!松本人志に『十年早い!』と切り捨てた!」と煽っていましたが、
タケシは本当に松本の為に、
文字通り「十年撮り続けないと解らない」という意味で言ったのであって、
自身が松本を同系列に論じられた事など、気にしていない様な気がします。

映画本編を観ると、自分のやりたい世界と、自分が評価される世界のギャップに苦しんでいて、
他の監督の評価と、自分の監督としての評価では、悩んでいないですから。

ヴェネツィア国際映画祭では、
新たに「現役で、将来にわたって活躍が期待される映画監督」を対象とする、
「監督・ばんざい!賞」(Glory to the Filmmaker! award)が創設され、
北野が第1回の受賞者となったそうだけど・・・。

映画の内容を考えると、何とも皮肉な賞だなぁ・・・(苦笑)

DVDには、カンヌ国際映画祭60周年記念企画。
「To Each His Own Cinema」で、世界の著名な映画監督35人が、
「劇場」をテーマに3分間の短編映画を製作。

日本からは北野武監督ただ一人が選出され、
ワールドプレミアを行った短編映画、『素晴らしき休日』も収録されていました。

SplendidHoliday01.jpg
『素晴らしき休日』

仕事を終えた男(モロ師岡)が劇場に訪れ、上映中にフイルムが焼け付き、
映写技師(ビート・タケシ)が映写室から謝りながら何とか上映して、
映画がまともに見れない時間を、「 劇場 」で過ごしたけど、
「映画」ではなく、「劇場で過ごす時間」を楽しんでいる男は、
『素晴らしき休日』を終え、明日の事を思いながら家路につく・・・。

3分という短い作品ですが、余韻を感じさせる作品で良かったです。

『監督・ばんざい!』は、北野作品のファンならオススメですが、
映画ファンじゃなければ、たぶん『アキレスと亀』を観た方が無難な気がします。

『アキレスと亀』は、もうスグ公開終了なんだろうなぁ。
DVDになったら観てみよう。


「北野映画」というより「北野武」の集大成●TAKESHIS’タケシス

松本人志の『シックス・センス』は鈍っていないか●大日本人

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2008/10/26(日) 20:40:15 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~
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