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2006.04/08(Sat)

ホラー調だが、ホラー映画ではない●ライディング・ブレッド

ホラー調の『スタンド・バイ・ミー』。
でも、『スタンド・バイ・ミー』の原作は、ホラー調だったりする(笑)

RidingTheBulletUSA.jpg

原作、スティーブン・キング。

以下は、公式サイトのストーリー説明。

1969年10月30日、ハロウィン。
 アラン・パーカー(ジョナサン・ジャクソン)は、メイン州立大学に通う21歳の画学生である。他の学生と同じく、マリファナを喫い、ロックを楽しみ、ガールフレンドとつきあい、それなりの学生生活を送っていた。 だが、どこか他の生徒とは異なり、陰のある雰囲気を漂わせている。

 わずか6歳で父親を亡くしたことと、ある恐ろしい過去が契機となって、常にクールに客観視する別の自分が存在するようになり、恋人のジェシカ(エリカ・クリステンセン)の言葉さえ、全て否定的にとってしまう。

 誕生日にも関わらず、一人でバスタブに浸かりながらマリファナを喫い、カミソリの刃を弄んでいると、かつて自ら描いた死神が現れた。死神は手首にあてて自殺するように誘惑する。そこにジェシカと友人たちがいきなり「誕生日おめでとう!」の声とともに部屋に入ってきた。驚いたアランは、思わず手首に刃を走らせてしまった。

結局、彼は病院に収容され、手首の縫合手術を受けた。ジェシカとは決別することになったが、彼女から特別な誕生日プレゼントをもらった。ジョン・レノンのペアのコンサート・チケットだ。全てから逃れようと、アランはルームメイトと旅の準備を始めるが、そこに電話が掛かってきた。アランの母ジーン(バーバラ・ハーシー)が脳卒中で倒れたという母親の隣人からの電話だった。その知らせを聞いた時のイメージが、6歳の頃に死んだ父親の死と重なった。アランはコンサートを諦め、母親に会いに行くと決意をする。

アランは自らの旅へ出発する。ヒッチハイクで、遥か190キロ先のルイストン病院に収容された母親に会いに行くのだ。しかし、乗せてくれるのは怪しい男たちばかり。

 意を決して向かったこの旅は、アランを恐怖迷宮の世界へと誘っていく。カラスが喋りはじめたり、自動車事故の犠牲者が突然掴みかかってきたり、亡き父親の姿を目撃したりと、不気味な幻想に苛まれる。それは生と死の狭間の道行であり、絶え間ない幻想と恐怖が、彼の過去・現在・未来を徐々に明らかにしていく。

 ヒッチハイクしようと腕を上げると、その小型トラックには銃を持った田舎の荒くれ者たちが乗り込んでいた。執拗に追いかけられ、必死で逃げ回っている時、遊園地"スリルビレッジ"のジェットコースター≪ブレット≫の恐怖と苦い思い出が蘇ってきた。12歳のときに母親と一緒にせっかく長い行列に並びながら、いざ乗る番になって、急にやめてしまった苦い思い出。

実は≪ブレット≫に乗る直前になり、アランの目には、乗っている自分が死神に突き落とされる恐怖の光景が映ったからだ。それこそが彼が抱き続けていた恐怖<トラウマ>だったのだ。
たまたま紛れ込んでしまった墓地で、アランは自分と同じ誕生日のジョージ・ストーブという男の墓が目に入った。2年前の今日、亡くなったとされるその墓には、「楽しむことと、死は全く別」と墓碑銘が刻まれていた。

次に、あの墓の男ジョージ・ストーブ(デヴィッド・アークエット)の車に乗ってしまう。彼は何年も前に起きたハイウェイ事故で、頭がちぎれて死んだ。そして今は、死神の伝令者として生者の魂を集めている。ジョージは、アランとその人生について異なまでに多くのことを知っていた。彼はアランに、父親が自動車事故で死んだのではなく、自殺だったことを教える。そしてジョージは、アランに"地獄の選択"を迫る。アランか、母親か、どちらかが、恐怖の象徴である≪ブレット≫に乗ることになる。それは即ち"死"を意味し、その選択を拒めば、二人共、命が奪われてしまう。

時間が差し迫っている。次の町に着くまでに、アランは決断しなければならない。アランは、自分か、母親か、ジョージに告げなければならない…。

【More・・・】

話としては、自殺願望の主人公が、最後の選択で母親を選び、
病院に辿り着くと母親は生きていて、悪魔にからかわれただけだったのか、というオチで、
一夜の特別な体験によって、生きる事の意味に気付くという話です。
ホラーを想像させるけれど、見終わると大人版のダークな『スタンド・バイ・ミー』という印象でした。

アメリカ版、ペーパーバックの表紙。

RidingTheBulletUSAbook.jpg

日本版、小説の表紙。

RidingTheBulletJPNbook.jpg

日本版のデザイナーの方が、自分の好みですね。
D・クーンツの小説の表紙も手掛けているんだけど、かなりセンスが良いと思います。
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テーマ : ホラー - ジャンル : 映画

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